部屋が狭いからインテリアコーディネートを諦めるなんてナンセンス。狭い部屋には狭い部屋なりの良さがあり、狭い部屋を活かすインテリアコーディネートだって存在します。
まず、狭い部屋を活かすために重要なのがシンプルさ。家具をあれもこれも配置することはできないので、必要最低限のものに絞ってすっきり見せましょう。基本となるのがベッドで後はテレビやソファ、勉強机といったところでしょうか。ベッドは部屋の真ん中に置くよりも奥の方に配置した方が空間が広く使えます。テレビとソファの距離はそこまであけなくても大丈夫。その分テレビは少し小さめに。小さめのテレビでも大きく見えるのは、ある意味狭い部屋の特権かもしれませんね。
カラーリングは白系がグッド。濃い色だとさらに狭く感じることがあるので、開放感のある白系で広く見せましょう。家具や小物などの色は好みで。白系なら女性らしさが出ますし、黒系なら大人びたシックな雰囲気が出ますよ。
ちなみに、どの家具にも言えることなのですが、必要以上に大きくしない方がいいです。ただでさえ部屋が狭いのに家具のサイズを大きくしてしまうと、さらに圧迫感が生まれます。女性ならそこまで大きな家具でなくとも十分なはず。店で見るのと自宅で見るのでは印象が違うので、必ずサイズの確認をしてから購入するようにしましょう。また、サイズだけでなく高さにも気を付けなければいけません。収納が少ないからとついつい背の高い収納棚を買ってしまう事もあるかもしれませんが、目線以上の高さの家具を置いてしまうと一気に圧迫感は増してしまいます。サイズと合わせて高さにも気を付けて家具えらびをしてくださいね。
家具の配置は真ん中では無く壁際に。テレビなどは角の部分に設置するのが一般的です。部屋の中心に家具が来ると動線が確保できませんし、単純にウザったく感じますので、小さなテーブルくらいにしておいて、残りは壁際に。このような工夫をとりいれることで、狭い部屋でも快適に過ごすことができるでしょう。
慣れてくると、むしろそのピッタリ感が良くなってくることも。日本人は狭い空間が好きだったりしますからね。限られた空間を工夫するのが楽しくなってきますよ。収納はベッド下などを有効に活用。あまりものを増やさないのもコツのひとつです。