働く女性にとって天敵となるのが疲れ。出来れば明日には引きずりたくないものですよね、そこで今回は仕事の疲れを癒してくれるインテリアコーディネートを紹介。
まず癒しに最も重要なのが部屋のベースカラーです。部屋の色合いによってガラッと雰囲気が変わりますし、過ごす空間の色によって感情というのは変化するものなんですよ。イギリス北部の都市であるグラスゴーで街灯の色をオレンジから青に変えただけで犯罪率が軽減したという報告もあるほど。青色というのは人を落ち着かせる効果があり、逆に赤色は興奮させる効果があるとされます。
では、部屋一面真っ青にすればいいかと言われると微妙なところ。それだと無機的な寒々しい印象になってしまいますし、単純に目も疲れてきそうです。おすすめのカラーとしてはベージュでしょうか。ベージュは弛緩色と呼ばれるもので、緊張をほぐす効果があると言われています。家に帰ってきても緊張が続くと、それによって睡眠が浅くなったりしますからね。直接疲れと関係すると思っていいでしょう。
賃貸で壁紙が変えられない場合は、家具やカーテン、マットなどの色をベージュにしてあげてください。それだけでも受ける印象がかなり違いますよ。また、疲れを癒すのなら照明は電球色に。さらに上部の電灯ではなく間接照明を設置するといいでしょう。白色の強い光は、どうしても仕事中を思い出してしまいます。これに対して電球色には安らぎの効果があり、時間と共に眠気も自然と訪れます。間接照明であれば光も弱めで、人間が眠くなるのに最適な空間の出来上がり。仕事終わりでくつろぐときにはくれぐれも明るくしすぎないでくださいね。
後は癒しの音楽を聴くためのスピーカー、そして癒しの匂いを発生させるアロマディフューザーなどを用意しおきましょう。視覚や聴覚、嗅覚で癒しを感じることによって、仕事で蓄積した疲れがみるみる改善していきます。部屋のスペースに余裕があれば観葉植物などを設置するのもおすすめ。植物の緑には人を癒す効果があるのです。